A SMALL GUIDE TO TAROT
タロット占いとは?
初めてでもわかるタロットの基本
「タロットって名前は知っているけど、何をしているのかはよく知らない」。そんな方へ、まずは小さな案内を。難しい知識を覚えてからでなくても、タロットは楽しめます。
カードをきっかけに、今の自分を少し違う角度から眺めてみる。ここでは、そのための基本を5分ほどでお話しします。
タロット占いとは?
タロット占いは、引いたカードの絵に描かれた象徴や、伝統的な意味を手がかりに、質問や今の状況を読み解いていく占いです。同じカードでも、何を問いかけるかによって、目を向けるところが変わります。
未来を絶対に決める答えではありません。「こんな見方もあるのか」と、自分の気持ちや選択を考えるきっかけに。心に残った言葉だけを、そっと持ち帰ってください。
タロットカードは何枚ある?
一般的なタロットデッキは、全部で78枚。大アルカナ22枚と、小アルカナ56枚で構成されています。
- 大アルカナ · 22枚
- 人生の節目や変化など、大きなテーマを描くカード。
- 小アルカナ · 56枚
- 日々の出来事や気持ちを、より細かく見つめるカード。
ヨルシルベのタロット占いでは、現在、このうち大アルカナ22枚を使っています。
大アルカナとは?
0「愚者(THE FOOL)」からXXI「世界(THE WORLD)」までの22枚です。人生の節目、変化、選択、感情や価値観など、比較的大きなテーマを象徴しています。
たとえば「愚者」は新しい始まりや自由、「恋人」はつながりや選択、「太陽」は素直な喜び、「世界」は完成やひとつの区切り。名前から受ける印象だけでなく、絵や意味を知ると、見え方が少し広がります。
少し怖く聞こえる「死神」も、「死ぬ」という意味に直結するものではありません。終わりと始まり、古いものを手放す変化として読むことがあります。
小アルカナとは?
小アルカナ56枚は、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルという4つのグループに分かれます。このグループを「スート」と呼びます。
- ワンド(棒)
- 意欲や行動、創造する力。
- カップ(杯)
- 感情や人とのつながり。
- ソード(剣)
- 思考や判断、葛藤。
- ペンタクル(金貨)
- 暮らしや仕事、物質的な豊かさ。
これらは代表的な読み方の目安です。各スートにはエースから10までの10枚と、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの4枚があり、14枚ずつで計56枚になります。
日常の具体的な出来事や、気持ちの細かな動きを読むときによく使われます。ヨルシルベでは現在、小アルカナは使用していません。
正位置と逆位置って何?
カードが通常の向きで出ることを正位置、180度逆向きで出ることを逆位置といいます。
ただし、正位置なら必ず良い、逆位置なら必ず悪い、という分け方ではありません。正位置にも気をつけたい面があり、逆位置が見直しのきっかけになることもあります。
逆位置は、カードの意味が弱まる、内向きに現れる、滞る、過剰になる、別の側面が表れる、といった読み方をする場合があります。読み方はひとつではないので、怖がるよりも「今の自分なら、どこが気になるだろう」と眺めてみてください。
逆位置の読み方を、公開中の5枚で比べるタロットはどうやって占う?
まずは「今日、どんなことを大切にしよう?」のように、考えてみたいことをひとつ思い浮かべます。カードを引き、絵や言葉と自分の状況を重ねてみましょう。
- 1枚引き
- 1枚のカードから、今日のテーマや質問へのヒントを読みます。目を向けるものがひとつなので、初めての方にも分かりやすい方法です。
- 3枚引き
- たとえば「過去・現在・未来」のように、3つの視点から読みます。未来の位置も、確定した出来事ではなく、これからを考えるヒントとして受け止めます。
- スプレッド
- カードの並べ方や、各位置に意味を決めた配置のことです。複数のカードをその配置に並べて読みます。3枚引きもスプレッドの一例です。
最初は、1枚引きで十分です。ヨルシルベでも、大アルカナから「今日の一枚」を引く形で楽しめます。
ヨルシルベのタロット
ヨルシルベの大アルカナ22枚は、すべてオリジナルイラスト。全カードに、案内役のヨイが登場します。いつもの少し眠たげな姿も、カードごとに違った表情を見せてくれます。
正位置・逆位置のそれぞれに言葉があり、今日の一枚から、その日を過ごす小さなヒントを受け取れます。絵が気になったら眺める、言葉が気になったら少し考える。そんな楽しみ方でも大丈夫です。
カードをもっと見たい人へ
タロットカード図鑑では、現在公開中の5枚の絵と、正位置・逆位置の意味、カードに描かれたヨイを紹介しています。気になる一枚から、ゆっくりご覧ください。
タロットカード図鑑を見る初めての一枚を引いてみる
意味を全部覚える必要はありません。ひと息ついて、今の自分へ一枚。読み終えたあとに、今日できそうなことがひとつ見つかれば、それで十分です。
今日の一枚を引いてみる